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自称超合理主義者の節約的雑記ブログ

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

1940年代から50年代のアメリカという、

「赤狩り」が猛威を振るった時代に不屈の精神で己の信念を貫いた脚本家 ダルトン・トランボを描いた伝記ドラマです。

かの「ローマの休日」脚本するなど、あまたの名作を映画史に残してくれている脚本家ですが、

「ローマの休日」を含む2つのオスカー受賞作品はいずれも偽名での執筆を強制されます。

レッテルを貼られ、いわれなき汚名、迫害の中で苦悩し苦難し、ハリウッドだけではないアメリカ全体が異様な空気に包まれ、

権力の乱用が当然のようにまかり通る中、人としての「矜持」を見せつけてくれます。

アメリカといえば何よりもまず「家族愛」。

こんなにも息苦しい時代が舞台であるにもかかわらず、「家族への愛」又は「絆」がストーリーの根底を支えています。

この部分が確固たるものとして存在しているので、観終わった後にすがすがしい気持ちになれるのだと感じます。

米ソ冷戦体制時代が舞台の映画・ドラマはどれをとっても苦しいものばかり。

特に今回の題材は悪名高い「赤狩り」。

共産主義的思想を完膚なきまでに叩き潰し排除しようという恐ろしい政策をとことん実行しています。

その糾弾の標的の一人になってしまった主人公は犯罪を犯したわけでもないのに収監されてしまいます。

このように、一人の伝記でありながら、アメリカの歴史映画という側面も持ち、

ヒューマンドラマでもありながら、風刺映画にも見えます。

他国のことではありますし、その当時の日本人はもっと・・・、

みたいに比較するのは短絡的のように思えます。

どの国の話であろうとも人の権利や真理を追いかける正常な欲求を奪い取ってしまおうとするのは横暴であり野蛮なものです。

野蛮なものに立ち向かう「勇気」や「正義の心」は現代の私にも重く響くものがありました。

間違いなく自信を持っておススメできる一本です。

ついでに主演は、「ブレイキング・バッド」のブライアン・クラストン。

こちらのドラマも最上級におススメです。



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